2011年1月22日土曜日

君はとても間抜け

不快なことがあった。

どちらというと自分が好きなことは、人から賛辞を受けたりすることじゃない部類に入ると思う。
軽蔑されたり呆れられそうなことも一通り経験済みだ。

そんなことをまずは否定してきた。
「そんなの良くない」と、「間違ってる」と、「おかしい」と。

だから何だ。

君に金銭的な損害でも与えたか
肉体的苦痛が発生したか
精神的に不快だというのなら、否定の言葉を向けられた俺も不快だ。

ついでに言うなら立場も考えてみろ。

恥ずかしくはないのか。
偉そうに一方的に道徳的な、いかにも好感が得られそうな意見をぶつけている相手は
君より金を稼ぐ人間だ。
仮に君の言うことがマジョリティ的に正しいとしても君には何も無いじゃないか。
貯蓄は?
スキルは?
ステータスは?
将来性は?

結局22まで同じような道を進んでたけど、君は未だに独立もできてないじゃないか。

 ・・・・なんてことを思いながら、ビールを飲んでた。
「まぁねぇ・・・」なんて相槌を打ちながら。

「いいよ、出しとくから。」
 会計で出した壱万円
これが正しい君と間違っている俺との差

「本当にありがとう、ご馳走様」と綺麗な笑顔でいう君

とても間抜けに見えたよ。

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