狂気を持つ水母

＜最近の面白くないこと＞

バイトのレジコンテストに参加することになった。
正直これ以上ないほどの倦怠感だ。
レジ能力を買われての抜擢なんかではない。
それならばまだいい。
単に「出てくれる人がいないから」というバックグラウンドが見え見えだ。
各店舗から何名かを抜擢し、参加させないと面子が成り立たない。
そんなくだらない店舗の意地のために
俺は自分の貴重な時間を割くことになった。
自給は発生せず。
本社の人間に目を付けられるからという理由で気に入ってた髪を切ることになった。
頭髪の規定を守っていない故に仕方ないことは分かる。
勿論、髪に関しては自分に非があることくらい承知している。

だから「辞めます、ご迷惑をかけるだけです。」
店側：「深夜バイトの君は貴重だから辞めるな。」

馬鹿馬鹿しい。
「はい、そうですか。」といえる程の引き留める理由でもないだろう。

目を付けられるような髪をしている俺なんかを出さなければいいのに。

馬鹿馬鹿しい。

そして従う俺も馬鹿馬鹿しい。


＜最近の自分を少し見つめて・・・・＞

一人でいる時、無気力気味だ、無感動だ。
AFTER FES SYMDROMEなのかな（要は祭の寂しさかｗ）
楽しみはある。
スケジュール帳も割とカラフルだ。
そのための資金繰りも苦じゃない。
でも少し日常に麻痺したような感覚。
外にいる時は割と社交的に振る舞っているつもりだ。
下劣な話題も口にする、ヘラヘラ笑う、今に不安や悩み、不満なんて持ってないように。
興味のない話でも、さも真摯に受け止めているように。
本心を隠してフワフワと水流に従って漂う水母のようだ。

客観的見る自分はいつだってつまらない。