2008年12月20日土曜日

銀河鉄道

夜の公園まで散歩して缶コーヒーを飲んでたら予想以上の冷え込み。
吐息の白さと缶コーヒーの微糖、首あたりに突き刺さる寒さ。
夏の夜よりも冬の夜のコーヒーの方が美味く感じる。俺だけ?

何となく空を見上げてみると
意外にも星が満遍なく散らばってて、綺麗だった。
かの宮沢賢治氏の「銀河鉄道の夜」においてジョバンニとカムパネルラは銀河鉄道に乗ってあの星の合間を飛んだんだろうな。
孤独で幽霊のような少年ジョバンニは
旅を終えたあとカムパネルラの死を知り、父の生存を知り
過去の自分と決別して帰るわけだけど

何となく俺も乗ったら
自己嫌悪的な部分とか
人間関係のしがらみとか
そんなくだらないことから決別できるのかな。
そんな簡単なことでもないか。

・・・・何てことを考えて帰った。

最近の日常は少々色褪せてるからこんなこと考えるんだろう。

0 件のコメント: