2013年7月18日木曜日

猛暑とシステム

夏です。
毎日暑い日が続きますね。
今年は千年に一度の「千年猛暑」だとか。

何ですかね、一年に一度の猛暑でヒィヒィ言ってるんで
もはや何年に一度だろうがさほど驚異には感じませんね。

むしろ最近はダウンジャケット着てるくらいだし。

何故かって?

データセンターに通い詰めだからだよ!
季節感も何もあったもんじゃない。

入館申請をパスし、ボディチェックをされ、監視カメラに常にモニターされ、静脈認証による電子ロックとセキュリティキー認証という二重にも三重にも閉ざされたドアを開け放てば、そこはマシンルーム。
ラックキーを使い、ラックを開けると
ラッキングされたラックマウントサーバやブレードサーバ、ストレージ、UPS、N/Wスイッチ。
大手飲食店の会計システムからアダルトサイトのコンテンツまでと世のITサービスの心臓部なわけです。

ここでやらかそうもんならサラリーマンの首1つどころか
最悪会社生命が潰えることになります。

何かぁ猛暑なんでぇサーバーとかもぉ熱くなってーシステム止まっちゃいましたーテヘペロ(´∀`*)

なんてことがあったら目も当てられない結果が待ってます。
世のSEは熱中症よりも過労死で死にます。マジですよ。
ただでさえシステム作業による事故があるんですから
空調なんてファクターは完璧なレベルで管理されてます。
凍りつかなけりゃ良い程度まで室温は下げられるわけです。

ちなみに小生は真夏の熱帯夜の中、5時間薄着でシステムと向き合い
三日ばかり寝込んだことがあったりします。

言わば機械のための環境ですからね、人間の身体コンディションは二の次なんです。

なんでとにかく寒い。
涼しそうと思った貴方はとりあえず半袖一枚で一時間そこで過ごしてみよう。
千年猛暑の日光が優しい日差しに感じることでしょう。

猛暑で汗を流すより
取り扱っているシステムの挙動に汗を流す夏です。

世のSEが無事夏を終わらせることを祈るばかりです。